国は違っても みんな 抱えてる闇は同じ
モロッコ メキシコ アメリカ 日本を舞台にしたヒューマンドラマ
その国の日常・・・
ひとつの銃が起こす悲劇
これ いろんな人のレビューを見ましたが あまり 評判がよろしくない・・・。
賛否両論説がほとんどですよね・・・?なのですが 観たかったんですよね~!なので観ました。
ぶっちゃけ 私は好きな映画でした。
全世界の人々が 苦しんで叫んでる・・・。結構 テーマがずーーーんと来ました。
その叫びは 過ちをおかしてしまったり 自分の存在を分かって欲しいもどかしさだったり いろいろありますが 今 こうして私がブログを書いている時にも 叫んでいる人がいるのでしょうね・・・。
自分の子供が死んで 怖くて逃げ出してしまった夫 リチャードを演じるブラピ。その夫を責めている妻 スーザンを演じるケイト・ブランシェット。 ビックリしたのは ブラピの顔!あのハンサムなお顔が 皺だらけ!?これはメイクなのか?歳をとった自顔なのか?とにかく カッコイイ筈のブラピが かっこよくなかったのが 私的には リアルでよかったんですよねー・・・。最初 ひたすらイライラしていたスーザンが撃たれて 段々気弱になって やっぱり最終的には 夫を愛していて 夫に頼っていく様もよく描かれていたと思います。
そう!この銃を撃ったのが モロッコの少年のイタズラってのが 痛い!これは やっぱり 子供に銃を渡した父親が悪いだろー!!!しかし 弟が姉の着替えを覗き見るって どーなの?しかも 姉が挑発!娯楽の無いモロッコの片田舎ではありがちな事なのだろうか・・・?それとも その町での中でも変わった家族だったのかは わかりませんが・・・。おもちゃを与えられ(本物の猟銃ですが) 遊びの延長が人を傷つけ しかも旅行客ときたもんだ。家族は そりゃぁ 追い込まれますよ。
その猟銃の元の持ち主が ヤスジロー(役名がヤスジローって・・・)を演じる役所広司。そして聾唖者の高校生の娘チエコを演じる菊地凛子。母親が銃で自殺。第一発見者が娘。仕事に忙しく 娘とうまくコミュニケーションとれない父親。 娘とうまくいってない父親って日本にありがちなのかもしれないけど 大都会のかなり豪華な高層マンションに住んでて 父親の趣味が猟で 母親が銃で自殺は リアルな感じはしませんよねー・・・。しかも 聾唖者の娘って テーマを力技で出しすぎで 現実味が・・・。聾唖者の娘が悪い友達(女友達はみんな聾唖者)とつるんで ドラッグをポケット瓶のウイスキーで流し込む・・・。実際にあるかどうか分からないけど それは日本じゃないだろー! 機嫌の悪いチエコに対して「処女だからイライラしてんのよ!」「あんたの父親と寝て機嫌直すわ!」この会話(手話です)も 日本じゃないだろー!
とにかく 日本でのシーンは 不満だらけでした・・・。日本てそーゆーイメージなのか?
ただ 菊地凛子さんの目力は スゴイ!!!口の利けない役だから 喋れない分目で表現しなきゃいけないわけで なんか 物凄い訴える眼でしたね・・・。刑事に全裸で迫るシーンは必要だったのか・・・?
全体的にストレート過ぎる感じはありましたね・・・。
私が一番共感できたのは リチャード(ブラピ)夫妻の子供の世話をしている アメリアですね。
メキシコに住む息子の結婚式に出る予定が リチャード夫妻の事故で2人が帰って来れなくて しょうがなく彼らの子供を連れて メキシコに帰るアメリア。
楽しいひとときを過ごし アメリカに帰る途中の国境での悲劇・・・。彼女が身も心もボロボロになって「助けてー!」と叫ぶ姿は 心に残ります。警察署で 涙ながらに訴えるアメリア・・・。化粧もボロボロに崩れ いかにも いそうなオバサン。これはリアルでしたね!
たったひとつの猟銃が 各国をめぐってもたらす悲劇。繋がり方は良いのですが ストレート過ぎる表現と日本が・・・。惜しい・・・。だって 日本人の猟銃って時点で・・・説得力が・・・と思いません?
でも 作品的には かなり好きなテーマです。モロッコの人やメキシコの人も 俺の国はこんなんじゃない!って思っているのかしら・・・?

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