« 自転車は車道 | トップページ | 家の鍵 »

エコール

Photo_2

この映画は カテゴリーを付けるのが難しい!強いて言えば 寓話かな・・・?

そして 人の見方によって 全然違ったものとして捉えられがちの 不思議な映画です。

そして レビューも☆5つの人と ☆1つの人に別れがち・・・。

映画が始まって タイトルロール・・・ 揺れているのがいい感じ。

そして画面には 棺桶が! そして 子供が1人2人と棺桶の周りに集まって来ます。でも腰から下しか見えません。最期に入って来た子供・・・歩き方で あ リーダーだって解ります。 棺桶を開けると 一人の幼い少女(イリス)が・・・。そして 少女立ちのアップ。

ここは 外界と遮断された森の中の寮生の学校でした。

6歳から12歳の少女だけが通う 学校。リボンの色で学年(?)を区別されています。

学校の授業は 主にバレエ そして 森の動物たちの生態を教えられます。湖では 年長の少女が泳ぎを教えます。

そこで疑問・・・。この少女達は 何故この学校に来たのか。この少女達には 親がいないのか。それとも親が この学校に入れたのか。これもいろんな観方が出来ます。

汚れた外界から遮断された 美しい自然の森の中で暮らす少女達の まったりとした生活。少女達の笑い声 鳥の囀り・・・。リラックスして観ていると 癒されて ちょっと眠くなります・・・。

でも 物語が進んでいくと どんどん惹きこまれていきました。6歳くらいの子供なんて 一番好奇心旺盛で いろんなところで遊びたいし いろんな事に興味を持つ時期じゃないですか。それを 閉ざされた空間の中で飼い殺しされているともとれる 少女達。当然脱走する子も出てくるのですが・・・捕まったら 一生ここから出られないという噂が・・・。そしてこの学校の教師達は この学校の卒業生で 子供の頃脱走したために 一生をここで暮らしていると・・・。怖~ッ・・・。バレエの先生役にマリオン・コティヤールが!スタイル抜群ですね~!!!あ この映画 大人は少数しか登場しません。(エンディング以外)

幼い少女から 大人の女性になるための 成長物語。そう!そこなんです!一番意見が分かれるのが・・・。

ロリータのエロ映画と観るか 純粋に花嫁修業する健気な少女達の成長映画と観るか・・・。

確かに ロリータ好きな方には とっておきの映像盛り沢山かもしれません。

私が ちょっと不快に思ったのは 熱心にバレエのレッスンをしているのが 劇場で観客に見せて お金を取って それを学校の運営資金にしている事・・・。

客は よこしまな目線で少女達が踊っている姿を観に来ている 外界の大人だと思うのですよ!

そして この学校から逸早く出るには 毎年 校長先生が 一人抜擢して連れて行くのですが 校長(女)が 子供を抜擢する時が 品定めの商品を選んでいるかのような視線にとれて なんだか・・・。怖い。

この少女達は この学校を卒業して その後 どーなるのか いろんな想像が出来る映画です。みんな 無事にサナギから蝶になれるのでしょうか・・・?

分かり易い 最期スッキリ解決の物語が好きな人には向かない映画かも・・・。万人にウケル映画ではないですね。私は 面白かった面白くなかったというよりも なんて余韻の残る映画だろう・・・と・・・。

子供達が全員 一般の子と知って ビックリです!!!外人て 役者じゃなくても 芝居上手いのね・・・。監督の撮り方が上手いのか?最初に棺桶から登場した イリス役(一応主人公?)の少女がアジア系だったのも 不思議・・・。

はい・・・不思議な魅力の映画でした。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

|

« 自転車は車道 | トップページ | 家の鍵 »

映画」カテゴリの記事

コメント

この映画は知りませんでした。
マリオン・コティヤールが出てるんですか!
彼女が出てる所だけでも観たいですが、
詩乃さんの記事を読みます所によると、
レンタルする時にロリコンと思われそうな…
でも現実にこうゆう学校って有るんでしょうかね?
ヨーロッパの方だと有りそうですよね。

応援ぽち

投稿: RIELU | 2008年5月18日 (日) 22時05分

>RIELUさん
この映画はミニシアターで話題になった映画です。私 ミニシアターの映画意外と好きなんですよ♪この映画のマリオンさんも また一味違う役で 彼女の自に近い役は 実際 どれなんでしょう・・・?素晴らしい女優さんだと思います。

この映画を知ってる人は 男性が借りてるのを見ると そっち系かな?って疑るかも?(笑)

イメージとしたら 宝塚学院の少女版で ものすご~く閉鎖的でダークな感じ?
応援ぽち ありがとです♪

投稿: 詩乃 | 2008年5月18日 (日) 22時54分

これは十分な大人になった自分にはなかなか恥ずかしくてレンタルできない作品のひとつです(笑)
とても不思議な感覚の作品なんですね~。
ミステリアスでエロティックな雰囲気はヨーロッパ映画独特な感じがしますね。
観てみたいけど恥ずかしすぎる上に、嫁さんに何て言われるか分からないので、
詩乃さんのレビューを読んで観た事にしておきます(笑)

応援ポチ。

投稿: Toys | 2008年5月19日 (月) 16時24分

>Toy’sさん
ヨーロッパ独特の雰囲気+女流監督ですね~。
嫁さんさんと一緒に御覧になっては いかがでしょう?
きっと 違った視点で観れて 面白いかもしれませんよ♪
応援ポチ。ありがとうございます~。

投稿: 詩乃 | 2008年5月19日 (月) 22時01分

観ましたね!やっぱり分かれるな〜(笑)ショップによってもジャンルが様々そう。私の所はホラーでしたし。
哲学的で抽象的で心理的要素が強いと私は思うんですよね。イリスが親戚の子の「イリス」に似てるもんだから「イリスもこうやって大人になっていくんだね」と感情移入したもんだから余計に自己ベスト作品になったのかも(^^;)

投稿: miyo | 2008年5月21日 (水) 16時58分

>miyoさん
私が借りた店は ミニシアターのコーナーにありましたよ。ランキング上位でした!
私も キライじゃないですよ。この映画。
でも 男性は借りにくいだろうなぁとは 思ってしまいます。
パッケージが幻想的で美しい と 見るからに少女の下半身 の境界線ですもんね(?)
正直 この映画の内容を知らない時にパッケージ見たら エロ系? と思っちゃってました。
イリスがアジア系だったので 共感しちゃいました。

投稿: 詩乃 | 2008年5月21日 (水) 21時48分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/425711/21020162

この記事へのトラックバック一覧です: エコール:

« 自転車は車道 | トップページ | 家の鍵 »