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トーク・トゥ・ハー

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知り合い(男性 某劇団の作演)が大絶賛していた映画です。

でも・・・この映画は女性が観て大絶賛するとは思えないかも・・・?

昏睡状態の2人の女性 バレエダンサーのアリシアと女闘牛士のリディア。

アリシアを献身的に4年間も看護しているベニグノと昏睡状態のリディアに絶望している恋人のマルコ。ベニグノとマルコは互いに通じ合い親友になるが リディアが昏睡状態になる前にリディアと元彼が復縁していた事を知ったマルコは 旅に出る。

一方 元々恋焦がれていたアリシアを看護しているベニグノは 彼女を愛するあまり昏睡状態の彼女をレイプ!そしてアリシアは妊娠・・・。ベニグノは刑務所へ・・・。

ベニグノの献身的な看護は とても伝わります。昏睡状態の彼女の好きな事を代わりにやって毎日毎日彼女に語りかけ エステも化粧も髪のカットまで・・・。

レイプの罪で投獄されますが ベニグノはレイプしている気は全く無く 結婚したいと純粋に思っていた・・・。それは 分かりますが・・・。

アリシアとベニグノが元々恋人同士なら それは美談にもなるでしょう・・・。でも アリシアはベニグノの事など何も知らず(一度財布を拾ってもらいましたが)彼女の意志とは関係なく妊娠させられたら それはレイプでしょ!!!犯罪でしょ!!!勿論 映画上でも投獄されましたが・・・。

でも・・・この映画は歪んだ愛情を見せているのではなく あくまで純愛として描いています。孤独な人間の心情を浮き彫りにしています。ベニグノとマルコの男同士の友情も。彼ら2人は 孤独な人間です。好きで孤独になっているわけじゃないのです・・・。

奇跡が起こったとき ベニグノの許されない行為に救いが生まれます。それは 悲劇でもありますが 希望でもあるのです・・・。

マルコはよく涙を流します。涙は心を浄化させるのに必要なものなんですね。

またまたヘビーな愛の物語です・・・。

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映画」カテゴリの記事

コメント

私もこの映画は観ました☆でも観たのが結構、前なので内容は殆ど忘れてしまいました(^^;)話題になった映画だったと思いました☆

投稿: ray | 2008年5月26日 (月) 07時42分

なんか凄く歪んだ純愛映画みたいですね。
私はまだ観てないんですが、
興味をソソル感じは有りますね。
最近はかなり平穏な日々を送ってますので、
刺激を求める意味でも観てみたいと思いますよ。

応援ぽち

投稿: RIELU | 2008年5月26日 (月) 14時17分

>rayさん
この映画は 昨年の夏の伊豆旅行中に車の中でストーリーを聞いて 随分ショッキングな内容だなーとずーっと思ってて やっと借りたんです。1年がかりでした(笑)
ストーリーを聞いた時 そんなの独りよがりの愛情の押し付けじゃん!と思ってましたが 観てもその気持ちは残りつつ アリシアの奇跡で救われました。

投稿: 詩乃 | 2008年5月26日 (月) 20時19分

>RIELUさん
特に 女性の立場で観ると かなり歪んでます。
でも この映画 男性には人気なようです・・・。
カップルで観られたら いろんな話が出来るかもしれませんよ♪
ベニグノがアリシアをレイプするキッカケとなった 劇中のサイレントムービーが なかなか深いです・・・。
ぽち ありがとうございます。

投稿: 詩乃 | 2008年5月26日 (月) 20時25分

こんばんは☆
今日はご訪問&コメントありがとうございました!
ポチっとしに来ました~(*^_^*)

投稿: 夫婦レンジャー | 2008年5月26日 (月) 23時23分

>夫婦レンジャーさん
とてもマメにブログ更新されていてすごいなーーーといつも思ってます。
ポチ感謝です。

投稿: 詩乃 | 2008年5月27日 (火) 10時14分

ほぅぅヘビーそうな物語ですね。何だかイタリアホラーな色彩のジャケですし(^^)
男性と女性では、恋愛観が違いますもんね。でも…やっぱり意思の疎通無しでの行為は許されないですよ(ー〽ー)

投稿: miyo | 2008年5月27日 (火) 17時39分

>miyoさん
言われてみれば ジャケ イタリアホラーチックですねー!
テーマは 深いです・・・。
この映画を大絶賛した知り合いは 映画史上最高の純愛だと言ってました・・・。
まぁ 確かに レイプと言っても 性的な目的だけでは無いのですが・・・。
ある意味純愛なのですが・・・。

投稿: 詩乃 | 2008年5月27日 (火) 20時06分

詩乃さん、はじめまして。
FROST@川越名画座と申します。『トーク・トゥ・ハー』のタイトルをお見かけして、お邪魔させていただきました。

女性でこの映画を絶賛される方はまずいらっしゃらない。私の友人も、とにかくベニグノの行為にまず嫌悪感を覚えてしまうと言ってましたね。

おっしゃるように、かなり捻じ曲がった純愛物語ですが、この映画のキーワードには、”コミュニケーション”ていうのもあるんじゃないかと思います。現代人のコミュニケーション不全を描く作品としては、良く練りこまれたストーリーだなと感心してしまいました。

応援に一押しさせていただきます^^

投稿: FROST | 2008年5月28日 (水) 22時05分

>FROSTさん
はじめまして。
コメントありがとうございます♪
FROSTさんのレビューも見させて頂きました。
女性視点から観ても ベニグノの献身的な愛情表現も 心からアリシアを愛していた事も分かります。劇中のサイレントムービーに触発されてしまった事も・・・。そして レイプという行為ではなく サイレントムービーのように 彼女の中に溶け込みたかった と いう事も。
だからこそ 最期 彼女と同じ境遇の中で過ごしたいと 薬を飲んだ。それもうまくはいかずに 気の毒でした。
本当に深い映画だったと思います。
ベニグノの行為を毛嫌いしている訳ではないのですが・・・どーしても 自分がアリシアの立場だったら・・・と思うと・・・。
不器用な人間の精一杯のコミュニケーション(歪んではいますが)の仕方という点では 納得です。
応援ありがとうございます。

投稿: 詩乃 | 2008年5月29日 (木) 00時19分

とてもヘビーな物語でしたよね。
でも、映画全体の雰囲気はそのヘビーさを感じさせない、静かで透明感のある雰囲気が漂っていたと思います。
自分のブログにも書きましたが、ベニグノの歪んだ愛は、普通の人が異性に持つ愛という感情を超えて、女性=美の対象となり、女性を崇拝しているように思えました。
ベニグノの行為を肯定も否定もせず、それによって起こる悲劇と奇蹟を温かい目線で描いた、
とても優しさに溢れている映画だと思います。
そして、同時に人間の闇の部分も描かれていて、
とても考えさせられました。

応援ポチ&TBさせて頂きますね。

投稿: Toys | 2008年5月31日 (土) 11時17分

>Toy’sさん
そうですね。
考えさせられる映画でした。
闇と光の紙一重の部分 丁寧に描かれている作品でしたね。
これはずーっと印象に残る映画になりそうです。
応援ポチありがとうございます。
TB歓迎です♪

投稿: 詩乃 | 2008年5月31日 (土) 13時04分

ペニグノのした行為は,とても許されない
気がしますが,結果として何かが変わり
結果,好転したのは彼女にとっては幸運なのかも
その対比に,マルコとリディアが居たのかなと
思ったり・・・
ペニグノは貫いてましたから。良くも悪くも。。。

それは,そうと大変でしたね~
救急車は,乗ってみないと分からないですし
早く良くなってくださいね。
応援させて下さい凸

投稿: hiro | 2008年5月31日 (土) 22時02分

>hiroさん
一途というのは 恐怖にもなり得るんですね~。
彼女と共に居たかっただけなのに 結局 自分の手で離れ離れにしてしまったベニグノも哀れですね・・・。その結果 彼には悲劇が 彼女には希望が・・・。

恥ずかしながらの大失敗です!
暫くはPC作業も控えめにして腰痛対策に専念致します!
応援凸感謝です。

投稿: 詩乃 | 2008年5月31日 (土) 23時07分

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深い眠りの底でも、女は女であり続ける トーク・トゥ・ハー 原題: HABLE CON ELLA/TALK TO HER 製作年:2002年 製作国:スペイン 113分 監督... [続きを読む]

受信: 2008年5月31日 (土) 11時18分

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