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蒲田行進曲

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公演追い込み前までは 多い時 週に10本最低でも週に5本ペースでDVDを観たいた私・・・。さすがに 本番終わるまでは 禁止して 芝居に集中!(と言うより 飲んで帰ったり 疲れすぎて 体力がなかったりなんだけど)

公演が終わり DVD鑑賞復活しましたが・・・なんか 普段なら感動する事間違い無しの映画を観ても 何を観ても 気持ちが浮ついていて 集中して観れなかったり 眠気が勝ってしまったりで・・・。

そんな時は リハビリです。

私の バイブル。だーーーーーーーーーーい好きな映画を観るに限る♪♪♪

それは この 『蒲田行進曲』!!!!!

この映画は 何回観ても 同じシーンで微笑み同じシーンで泣けます! 台詞も覚えるくらい 観ましたね~。もちろん 舞台も。

冒頭 活気溢れる撮影所。新撰組の撮影中。

坂本龍馬演じる 橘(原田 大二郎)と 土方歳三演じる 銀ちゃん(風間 杜夫)が アップのカットがどちらが多いか どちらが主役かで競い合っている。

人一人斬る度に カメラ目線。しかも メチャメチャ臭い芝居。ありえないようだけど 実際昔のスターさん達は 大袈裟かおしれないけど そういう所があったんでしょう・・・?

銀ちゃんのプライベートの服装は やたらキンキラキンのダサイスーツだし 車も折角の高級車台無しの 悪趣味な塗装・・・。それが 嫌味じゃなく 似合っちゃうのが 銀ちゃん。 もの凄い我儘で 自分大好きで プライド高くて 恋人も物扱いで 横柄で 酒乱で 最悪の性格に最悪の人間性なんだけど 憎めない!むしろ 愛しい!何で こんなに魅力的なんだろう・・・。

つか作品に出てくる 主人公は みんな 何かと 屈折している。でも 人間味溢れていてステキなんだよな~・・・。その極みが 銀ちゃん・・・?

そんな銀ちゃんに 心底惚れている 小夏(松坂 慶子) 信者と化している ヤス(平田 満) この三角関係が 実に 切なくて ドラマチック

スターの座から転落して 売れない女優となり 銀ちゃんの子供を妊娠した小夏を 捨てる銀ちゃん・・・。しかも 自分の子供を宿した女を ヤスに押し付けるという サドぶり。

ヤスは 元々 小夏のファンだったし 銀ちゃんの命令には 絶対服従だから いいものの(?) 小夏にしてみりゃ なんだそりゃーーーー!?って世界ですよね。

最初はヤスを毛嫌いしていたけど 体張ってスタントやってお金を一生懸命稼いで 小夏に快適に暮らしてもらおうと献身的な努力をしているヤスに 心を開いて 一緒になる決意をする小夏・・・。

コレ(小指を立てて)が コレ(妊婦の真似)なもんで。」 このセリフ 流行りましたよね~。 

いよいよ 小夏とヤスの結婚!という時期に 小夏の気持ちを掻き乱す銀ちゃん。指輪を小夏に渡して プロポーズ・・・。ヤスのこと 好きになり始めてると言う小夏に

嘘つけ お前が好きなのは この俺だ!」

本当は 銀ちゃんの事好きだけど ヤスや ヤスの田舎の母親を裏切っちゃいけないと悲しい思いで 銀ちゃんと別れる小夏・・・。名シーンの1つですねぇ・・・。

女はね いつも 一緒に居てくれる人が一番なの。銀ちゃん 一緒に居てくれないじゃない!」

恋人の朋子に振られ 小夏に振られ カレンダーの正月の写真も ライバル橘に取られ映画の撮影も どんどん主役は 龍馬役の橘に持っていかれ 撮影所からいなくなり ひとり落ち込む銀ちゃん・・・。それを見た ヤスは 一大決心をする!

『階段落ち』 俺がやります!

とてつもなく高い階段のてっぺんから 土方に斬られて 背中から 後ろを振り向かずに転がり落ちるという 決死の撮影。悪くて 即死 良くても 半身不随と言われる『階段落ち』。

監督は 「よーし 人一人殺すぞ~!」と意気揚々。だけど 肝心の銀ちゃんは「とうとう俺を人殺しにしやがって!」と冷たい一言・・・。ヤスを避けるようになってしまう。

生命保険をかけて 荒れ狂うヤス。臨月を迎えた小夏。ヤスと一緒に生活している家での名シーン。ひとしきり 荒れ狂い 家具もメチャメチャにして 小夏にも暴力をふるってしまった後 キッチンのテーブルに座り込むヤス・・・。

前はね 平気だったのよ。何言われてもね。 ヘラヘラヘラヘラ笑ってやってきたのよ。それが どうしちまったんだろうね 俺・・。・・・お前の事をね 好きになればなるほどね 悲しいんだよな~この心が・・・。お前とね 一緒に生きていこうと思えば思うほどね 切ないんだよな~この胸が・・・。お前とね 離れられなくなればなるほどね 苦しいんだよ 身体中が・・・。どうしちまったんだろうね 俺・・・。ほんとに・・・。

これは・・・名台詞です・・・。

このシーンでの 平田満さんと松坂慶子さんの芝居は 凄いです!

私は このシーンで 毎回 号泣してます。

そして いよいよ階段落ち撮影の日。ヤスは いろんなイチャモンを付け 高飛車に・・・。そのヤスを殴って 喝を入れる銀ちゃん。

階段落ち 撮影 よーいスタート!

新撰組を 階段の上に追い詰める 浪士たち・・・。緊迫した雰囲気が漂う中 土方が最上階から 浪士を袈裟懸けに斬りつける!

見事に背中から 階段を転がり落ちるヤス。

ヤスは 階段上の銀ちゃんを見上げる。 一段ずつ 階段を這い上がるヤス

上がって来い 上がって来い ヤス お前は 志半ばに倒れる勤皇の浪士だ!いいぞー。上がって来い 上がって来いヤス!」

ちなみに このシーンも 毎回 号泣。

力尽きて 崩れ落ちるヤス。

銀ちゃん・・・かっこいい・・・。」

名シーン毎に流れるBGM これが また すごく いいんです。

そうなんです。この映画は かっこいいんです!力が湧いてきて 元気になれます!

そして 感動して 憧れます!心躍らされます!

観客を魅了する こんな映画 こんなお芝居やりたい!これこそ 娯楽です♪

リハビリ大成功でした♪映画最高♪♪♪

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コメント

おいらも蒲田行進曲好き!!!
銀ちゃーん♪
ヤスの人間臭さがナイスですね(^○^)

投稿: さんぴん太郎 | 2008年7月19日 (土) 14時18分

この映画はもう王道の名作ですよ。今でも名シーンは何かと使われたりするし。大袈裟な演技って日本独特の文化からのルーツなんだと思うんだけど、それがヘタに観えないってのはやっぱり演技が上手だからなんだと思うhappy01大袈裟な表現を上手に出来るなんて日本の役者ならではですよ♪でも大袈裟な演技って、真に演技力、表現力が問われるのでは〜?ヘタな人がやるとお遊戯にしかなりませんもんねsweat01

投稿: miyo | 2008年7月19日 (土) 15時56分

 むふふふ。 おいらも大好き。

賛否両論だけど。ボクはエンディングもスキなんです。映画にかける人たちがこの映画を作りましたというメッセージなんでしょうけど。これは、やはり何がしかの形でそういうものに携わった人間なら分かる気持ちだと思うの。(傲慢な言い方かもしれないけど、勘弁してください。)
 映画人の誇りを感じてしまうのだなあ。

 蒲田行進曲。一度やってみたい舞台です。

ボクの役? ヤスも銀ちゃんもいいけど、スキなのは監督。(蟹江敬三さん)
でも怪談オチ・・・NONNON 階段落ちは危なくて人にやらせられないので、ボクがやるけどね。今回の公演は『熱海』だけど、再来年あたりやろうかしら?? 
階段落ちは体力あるうちじゃないと危ないしね~。
う~~む。やりたい芝居が目白押しで困っちゃう!


 実は昔。

パクリ(お笑いだったのごめんなさい)のオムニバスを作ってやった事があって、いやあ受けた受けた。

 ナオミさんに松坂慶子のタスキをかけさせて、矢沢栄吉ばりに『あんたーーー!!』と絶叫させました。 階段落ちはスローでやりましたけどね。

投稿: ごんざえもん | 2008年7月19日 (土) 22時05分

>さんぴん太郎さん
一癖二癖もある 登場人物達のキャラや人間臭さが いいですよね~♪

>miyoさん
そう思います!
つか作品の登場人物は みんな テンションが高いので 普通の芝居じゃ成立しないんですよねー。 今でも 小劇団等あらゆるところで つか作品の舞台やってますが ほとんど 失敗に終わってますね・・・。
アドレナリン出しまくりじゃないと つまらないんですよ。だから 役者は休めないし もの凄い体力と精神力を使う。
あらゆる小劇団の公演は だから お遊戯になってしまうのでしょう・・・。

>ごんざえもんさん
初めてこの映画を観た時は 問題のラストシーンで ビックリして 拍子抜けしましたが 狙いは ごんざえもんさんの仰る通りだと思います。
カット!の声がかかり 全員の満面の笑み。舞台のカーテンコールでの役者の満足げな表情を思い出しますよね~。

蒲田行進曲

実は 続編の方の舞台を9年前にやりました。
小夏やらせていただきました・・・。
楽しかったなぁ~~~~♪
でも 本当は 続編の方ではなく 蒲田行進曲やりたい!!!!
女性の役は 小夏か朋子かヤスの母親くらいしかないですもんね・・・。
年齢的に もう許されないですが やっぱり小夏やりたい。

ごんざえもんさんと一緒に舞台やれたら 楽しいだろうなぁ~♪♪♪

投稿: 詩乃 | 2008年7月20日 (日) 11時21分

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