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ラスト、コーション

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「上海そして東京の屋根の下で」という 舞台をやっったのがきっかけで 激動の時代に翻弄され生きた 女性達に興味を持つようになりました。 

李香蘭 川島芳子 鄭蘋如(テンピンルー)・・・ 

この「ラスト、コーション」は 元々はテンピンルーをモデルに描いたと言われてますよね。
そして 何より 過激な性描写が 話題になりましたよね!

大学生が 愛国劇の芝居を打って 大盛況だったのをきっかけに 芝居仲間で 売国奴の大臣を殺そうと計画をたてる 抗日の戦士達の物語。

色仕掛けで イー(トニー・レオン)の元にスパイとして送り込まれるチアチー(タン・ウェイ)。
イーは とても慎重で獣のような鋭さを持っているが チアチーに惹かれ始める。
最初 チアチーは 仲間のため 抗日のため イー殺害のため 彼を虜にする役目を仕事としてこなしていたが・・・・。

とにかく 胡散臭い時代なんですよ・・・。

彼らの愛国心は 日本人のそれとは かなり 違いますよね。当時の日本人は 愛国心もあったのでしょうが 今の日本人に愛国心のある若者が(若者だけじゃないかも)どれだけいるでしょう・・・?

この物語の 抗日の青年達は かなり常軌を逸しているかのように 見えますが それが 時代なんですかね・・・。

イーが エサに食い付いてきたけど 処女じゃまずいからと 仲間に処女を捧げて セックスの練習までする・・・・。

かなり痛いです。もう 後戻りなんて 出来ないですよね・・・。

元々は 普通の大学生だったチアチーが ちょっとしたキッカケで始めた芝居。その芝居がキッカケで 抗日運動に参加することに そして いくら 日本人の手先だとしても人殺しの計画にまで・・・。まさしく 身体を張って・・・。

そして 当時 チアチーも仲間達のリーダーであるクァン(かなりの美青年)も お互いに惹かれるものがありながら 言い出せないまま 計画がどんどん進んでいく。
もし お互いに素直になって お付き合いしていたら この計画は なくなっていた事でしょう・・・。サイド ラブストーリーも切ないです。

そして 話題のベットシーン・・・。
はい。かなり 強烈です!!(゚ロ゚屮)屮

でも トニーレオンの 表情が メチャメチャ良い!!!
なんて 切ない顔するんでしょう・・・。本当に 彼女を愛しんでいる なんとも言えない あの瞳・・・。
トニーレオンの顔 好きじゃないのですが あの表情には グッときますねheart02

いやいや ベッドシーンだけではなく トニーレオン 芝居巧いですね~!
今度 他の映画も観てみよう♪


時代に翻弄されながらも たくましい女の生き様が 哀れでもあり かっこよくもある 切ない愛の物語です。

 

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コメント

愛国心て、本来良い言葉なんだけど内容の悲惨さ胡散臭さでとっても重いイメージです。狂信的になってる感じ。でも、そういうのも含めて今があるんですよね…。複雑。平和な愛国心は大いに結構なんだけど。最近、時代に翻弄された女性の映画を観たんだけど…題名なんだっけかな(-.-;)良かったのに思い出せない(-o-;)

投稿: miyo | 2008年10月28日 (火) 01時05分

>miyoさん
時代に翻弄された女性の映画・・・「ブラック・ブック」?
下の毛まで 金髪にそめて スパイになった・・・ユダヤの・・・?
こっちの映画の方が好きですね。私も。

「ラスト、コーション」は テンピンルーがモデルだと聞いていたので 非常に興味あったんです!
でも 虚構の世界で 唯一の真実 生々しさが ベッドシーンなんで・・・。
外国人て どこの国の人も未だに愛国心ありますよね~。
日本は 日教組のせいで(?) 子供達の教育過程に 問題があったのか・・・。

もし 今から戦争が始まりますとなった時 お国のために戦いますと言える人間が どのくらいいるでしょう?
日本という国を愛していますと言える人間がどのくらいいるのでしょうか?

そう言った意味では この映画は 国のために 全てを命までも捧げるという重い映画です。

投稿: 詩乃 | 2008年10月29日 (水) 00時52分

そう、ブラックブック!それ観ました。詩乃さん凄い〜happy02 私は、日本というこのちっぽけな島を守る為、家族や友人の為には戦えるけど『国の為』には戦えるかどうか…。ましてや昔の方達の様に『天○陛○』の為に万歳!とは言えないshockでも戦争で亡くなった方達も、家族や友人、愛する人の為に国を守ったんですよね。この事は決して忘れてはならないですよ。

投稿: miyo | 2008年10月29日 (水) 15時17分

>miyoさん
やっぱりヽ(´▽`)/

そうそう 日本人は お国のためではなく 家族や愛する人の為に戦うと言う感覚ですよね。それは 私も そうなのですが・・・外国の人って お国の為に戦えたりしますよね!それが ビックリなんです・・・・。

でも「ラスト、コーション」のチアチーは お国の為と言うより 芝居の世界にのめり込んで スパイという 自分とは違う人物を演じる事に生き甲斐を感じていたようです・・・。 

投稿: 詩乃 | 2008年10月29日 (水) 18時53分

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» mini review 08328「ラスト、コーション」★★★★★★★★☆☆ [サーカスな日々]
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